1986〜87年頃、本格的にギターを作り始めた頃のもの。

見てくれは、非常にきちゃない！

原因は、塗料の相性による。
（もちろん、あちこちぶつけたことによる塗装剥げもあるが・・・。）

どぎつい色のキャンディーアップルをねらった結果、下塗りに銀のアルミジンク塗装を
したのがそもそもの間違い。溶剤の違いがあとになって塗装縮みを起こした結果、フ
ランケンシュタインのような、醜い姿になってしまった。

20年以上たった今も、本当に乾いているのか心配である・・・。
（さすがに乾いてるだろ！）

当時、まだあまり塗装についての知識がなかった私の、言うなれば失敗作なのだ。

だが、音は結構好みだ！

ピックアップは、フェンダーUSA70年代後半のフラットポールピースのあり合わせ。

当初は、オーソドックスなストラトだったものを、後にスキャロップ指板化した。
ローフレットは浅く、１２Fあたりから少しずつ深くなっており、1弦側は深く6弦側は浅い。
リッチーとインギーの中間くらいのナチュラルスキャロップだ。

ネックだけ新しく見えるのは、変色しにくい塗料の質によるものだろう・・・。