写真関連の計算式



写真を撮影する上で、役に立ちそうな計算式を集めてみました。


δ=ボケの直径 (許容錯乱円)
F=レンズのFナンバー
f=レンズの焦点距離
a=被写体までの距離

被写界深度
ピントを合わせた位置を中心として、ボケが許容錯乱円の大きさに収まる範囲です。
後側被写界深度の分母に気をつけて下さい。ゼロ以下が無限遠だと思います。

前側被写界深度 = (δFa)/(f+δFa)
後側被写界深度 = (δFa)/(f−δFa)
過焦点距離
無限遠から過焦点距離の半分まで、ボケが許容錯乱円の大きさに収まる距離です。

過焦点距離 = (f)/(δF)
焦点深度
フィルム上でのボケる範囲です。(京セラ RTS−Vのカタログ参照!?)

焦点深度 = ±Fδ
実効F値

実効F値 = (表示F値×フランジバック)/焦点距離
露出倍数

露出倍数 = (フランジバック/焦点距離)
像倍率

像倍率 = (フランジバック−焦点距離)/焦点距離
露出倍数

露出倍数 = (1+像倍率)

説明については、我ながらわかりづらいと思っています。
気になったら、各自調べてみて下さい。

参考資料
写真工業増刊 写真レンズハンドブック
写真工業増刊 カメラ技術ハンドブック
朝日ソノラマ  写真レンズの基礎と発展
日本実業出版 カメラの裏技
ホースマン カタログ
その他