ホスティングエース

アクセスログ

Q.アクセスログやエラーログを見る事は出来ますか?

ホームページへのアクセスログとエラーログ、FTPのログを参照する事が出来ます。アクセスログはテキスト形式の生ログとHTML形式で集計されたログの2種類、エラーログとFTPのログはテキスト形式のみが作成されます。

Q.ログファイルはどの様にすれば見ることが出来ますか?

ログファイルをご覧頂くには、以下の2通りの方法があります。

  • 管理ツールのサイトマネージャーから参照する
  • サーバーの/logディレクトリにあるファイルをFTPでダウンロードして、テキストエディタやブラウザで参照する

サイト管理者はサイトマネージャー・FTPでダウンロードできるログのどちらも参照することが出来ます。 Web特権ユーザはFTPでダウンロードできるログのみ参照することが出来ます。

Q.ログファイルのデータ量はディスク容量を消費するのですか?

ログファイルもお客様のデータファイルの一部として扱われますので、ディスク容量を消費します。

Q.ログファイルはどのくらいの期間サーバーに保存されていますか?

保存期間は0日~40日の範囲で任意に設定する事が出来ます。

初期状態では7日に設定されていますので、変更をご希望の場合はサイトマネージャーで設定を変更して下さい。

Q.1日単位ではなく、週や月単位でログファイルの集計を行いたいのですがどうすればいいですか?

HTML形式のホームページのアクセスログでは1日単位と月単位で集計を表示させることができます。デフォルトではOFFになっていますので、サイトマネージャーからONに設定して下さい。

上記以外の単位でログファイルを集計したい場合は、テキスト形式のログファイル(access_[日付].log.gz やerror_[日付].log.gz )をFTPでダウンロードして解凍し、集計したい日数分を1つのテキストファイルにまとめ、お客様のコンピュータ上で任意の集計ツールを使用して集計を行って下さい。

ホスティング エースのホームページのログファイルはWWWサーバープログラム「Apache」のcombinedフォーマットになっていますので、この形式に対応している集計ツールをご利用下さい。
集計ツールの入手方法・使用方法等は弊社ではご案内しておりませんので、各集計ツールのメーカー様などにお問い合わせ下さい。

Q.エラーログの中に「File does not exist: ... /favicon.ico」というエラーが記録されていますが、これは何ですか?

favicon.icoはInternet Explorer 5の「お気に入り」のリストに表示されるアイコンをページの作成者が指定したい場合に使用するファイルです。
Internet Explorer 5を使用してページにアクセスしている方がお客様のホームページをお気に入りに追加すると、Internet Explorer 5が自動的にfavicon.icoのファイルにアクセスしようとするため、ファイルが置かれていない場合にこのエラーが記録されます。

エラーが記録される事自体は異常ではありませんので、通常は無視して差し支えありません。

Q.エラーログの中に「File does not exist: ... /robots.txt」というエラーが記録されていますが、これは何ですか?

robots.txtはロボット型の検索エンジンに対し、ホームページ内のデータを収集するルールを指示したい場合に使用するファイルです。 一定の書式に従って記述したrobots.txtというファイル名のテキストファイルをサーバーに置いておくと、robots.txtに対応している検索エンジンはそこに書かれているルールに従ってデータを収集します。

ただし、すべての検索エンジンがrobots.txtに対応しているわけではありません。各検索エンジンがrobots.txtに対応しているかは、検索エンジンのお問い合わせ窓口にご確認下さい。

エラーが記録される事自体は異常ではありませんので、通常は無視して差し支えありません。

Q.アクセスログやエラーログが作成されていない日があるのですが、なぜですか?

アクセスがなかった日やエラーが発生しなかった日のログファイルは作成されませんので、ログファイルがない場合はその日にアクセスやエラーがなかったという事を示しています。

ログファイルが毎日作成されない場合は、サイトマネージャーでログファイルの保存日数が0日に設定されていないかをご確認下さい。保存日数が0日に設定されている場合はログファイルの保存が行われません。

Q.アクセスログやエラーログに不審な記録が残っています。サーバーに不正なアクセスが行われているのではありませんか?

2001年頃になり、「Code Red」や「Nimda」などのワーム(自己増殖して感染を広げるウイルスの一種)によってインターネット上の多くのサイトに対し頻繁に不正アクセスが試行されています。過去の例としては、これらのワームによって不正アクセスが試行され以下の様な内容がログファイルに大量に記録されたことがありました。

[アクセスログ]

"GET /default.ida?XXXXXXXXXX...(中略) HTTP/1.0"
"GET /default.ida?NNNNNNNNNN...(中略) HTTP/1.0"
"GET /scripts/..(中略)../winnt/system32/cmd.exe?/c+dir HTTP/1.0"
"GET /msadc/..%255c../(中略)../winnt/system32/cmd.exe?/c+dir HTTP/1.0"
"GET /MSADC/root.exe?/c+dir HTTP/1.0"

[エラーログ]

File does not exist: /home/default.ida
Invalid URI in request
Client sent malformed Host Header
File does not exist: /home/_vti_bin/..%5c../(中略)/winnt/system32/cmd.exe
File does not exist: /home/scripts/root.exe
File does not exist: /home/MSADC/root.exe
File does not exist: /home/c/winnt/system32/cmd.exe
File does not exist: /home/d/winnt/system32/cmd.exe

これらのワームはWindows NT/2000用のWWWサーバープログラムであるInternet Information Server(IIS)に存在するセキュリティ上の脆弱性を利用してサーバーに不正侵入を行ったり、サーバー自身を感染させてさらに感染を拡大させようとします。この様なアクセスはアクセス元のコンピュータから意図的に送信されたものである可能性も否めませんが、多くの場合アクセス元がワームに感染しているため、自動的にアクセスが行われています。

ホスティング エースではOSにLinux、WWWサーバープログラムにApacheを使用しておりますので、「Code Red」や「Nimda」などのInternet Information Serverの脆弱性を悪用するワームによって不正侵入されたり、サーバー自身がワームに感染することはありません。そのため、お客様に対策や設定変更などを行って頂く必要はありません。

ただし、「Nimda」の様に大量のアクセスを行うワームの場合、アクセスの量が非常に多いためサーバーの負荷が高くなり、一時的にパフォーマンスが低下してしまうことがあります。 弊社では随時サーバーを監視し、必要に応じ設定を調整して動作を安定させる様努めております。

また、WWWサーバーへ送られたリクエストURIに以下の文字列が含まれる場合、そのアクセスをワームによるアクセスとみなし アクセスログへの記録を削除するように設定されております。この設定により、通常のログが見づらくなってしまうことを防いでいます。

※エラーログには「File does not exist」等のエラーが記録されますが、こちらについては記録される仕様になっています。ご了承下さい。

  • /system32/cmd.exe
  • /MSADC/root.exe
  • /scripts/root.exe
  • /default.ida
Q.ログ解析ツール Webalizer の設定で自社のネットワークから、自社のページへのアクセスを表示しないようにすることはできますか?

自社のネットワークがホスティング エースに設定されたドメインと一致する場合は、集計をいたしません。異なる場合は表示されます。

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