ホスティングエース

【ホスティングエース】サーバーのシステム移行について

ホスティングエースのシステム基盤を新しい環境へ移行いたします。

新しい環境への移行に伴い、お客様が運用されているWebサイト(WordPress、CMS、および独自プログラム等)において、移行前、または移行後に修正作業が必要となる場合がございます。

以下に主な変更点および一般的な確認事項をご案内しておりますので、ご利用中のシステムやソフトウェアの動作要件をご確認のうえ、必要に応じてご対応くださいますようお願い申し上げます。

システム移行日について

未定

  • ※2026年10月下旬より実施予定
  • ※日程が決まり次第、お知らせいたします。
  • ※Webページ上に掲載のほか、管理者用メールアドレス「admin@ドメイン名」あてにメールでもご連絡いたします。

変更点

項目 既存システム基盤 新システム基盤
SSL / TLS TLS 1.0 / TLS 1.1 / TLS 1.2 TLS 1.2 / TLS 1.3
WebDAV 利用可 利用終了
Apacheバージョン Apache 2.2 Apache 2.4
PHPバージョン PHP 5.1 / PHP 5.3 / PHP 5.6 / PHP 7.2 / PHP 7.4 PHP 7.4 / PHP 8.3
MySQL(データベース) MySQL 5.6 MySQL 8.0
phpMyAdminバージョン 3.2.3 5.2.1
データベース容量 1500MB(1個のデータベースにつき500MB) 3GB(1個のデータベースにつき1GB)
Perlバージョン 5.10.1 5.32.1
Rubyバージョン 2.0.0 3.0.4
Pythonバージョン 2.6.6 3.9.18

PHP

PHPは、PHP 5.1 / PHP 5.3 / PHP 5.6 / PHP 7.2 / 7.4から、PHP 7.4 / PHP 8.3に変更となります。PHP 5.1~7.2をご利用中の場合は、移行の際に自動的に PHP 7.4 へ切り替わります。新しい環境への移行後もWebサイトやアプリケーションが正常に動作するよう、事前にPHP 7.4へ変更のうえ、動作確認をお願いいたします。

※PHPをご利用でないお客様はご対応不要です。

移行前の事前確認・ご対応について

PHP 5.1~7.2をご利用中の場合は、事前にPHPのバージョンを PHP 7.4 へ変更し、Webサイトやアプリケーションが正常に動作するかご確認をお願いいたします。

  • ※PHPのバージョンは、サイトマネージャーから確認・変更できます。
  • ※PHPのバージョンは、.htaccess で指定することもできます。.htaccessによる設定は、サイトマネージャーの設定より優先されます。

移行後のバージョンアップについて

移行直後は PHP 7.4 が適用されます(移行後も当面の間は継続してご利用いただけます)。
新しい環境への移行完了後は、サイトマネージャーより PHP 8.3 へのバージョンアップをご検討くださいますようお願いいたします。

WordPressをご利用の場合

WordPressをご利用の場合は、WordPress本体、プラグインおよびテーマは最新バージョンへ更新し、正常に動作するかご確認をお願いいたします。

移行前にお願いしたい作業

WordPress本体、プラグインおよびテーマは最新バージョンへ更新し、管理画面へのアクセス、記事の投稿・編集、プラグインの動作、Webサイトが正常に表示するかご確認をお願いいたします。

[注意点]

  • WordPress 5.2以下をご利用の場合、移行後の環境では管理画面にアクセスできなくなる可能性があります。
  • PHPのバージョンが低い場合、バージョンアップできません。
  • 管理画面からバージョンアップできない場合は、WordPress公式フォーラムに問い合わせるなどのうえ、最新バージョンまで更新していただきますようお願いいたします。
  • プラグインやテーマの中には、古いPHP環境や移行前の環境では正常に動作しないもの、すでに開発・サポートが終了しているものが含まれている場合がございます。古いプラグインやテーマをご利用の場合は、代替製品への移行をご検討ください。
  • 更新作業を行う前には、必ずデータベースおよびファイルのバックアップを取得してください。

WordPress以外のCMSなどをご利用の場合

独自CMSや他のオープンソース等をご利用の場合は、ご利用中のシステム提供元(または公式サポート等)にご確認のうえ、新しい環境への移行後もお客様が運用されているWebサイトやアプリケーションが正常に動作するよう、事前のご確認および必要なご対応をお願いいたします。

MySQL(データベース)

データベースはMySQL 5.6からMySQL 8.0へ変更となります。データベースをご利用の場合は、新しい環境への移行後もお客様が運用されているWebサイトやアプリケーションが正常に動作するよう、事前のご確認および必要なご対応をお願いいたします。

※MySQL(データベース)をご利用でないお客様はご対応不要です。

主な確認・修正事項の例

① 新しい予約語の追加に伴う修正

MySQL 8.0から新たに予約語に追加されたキーワード(rank など)をテーブル名やカラム名にそのまま使用している場合、SQLの実行時にエラーが発生します。あらかじめバッククォート(`)で囲むなどのご対応をお願いいたします。

(例)
変更前:CREATE TABLE users (rank smallint(5) unsigned NOT NULL default '0', ...);
変更後:CREATE TABLE users (`rank` smallint(5) unsigned NOT NULL default '0', ...);

② CMS・Webアプリケーションの対応状況確認

MySQL 8.0への移行に伴い、ご利用中のCMSやWebアプリケーションによっては対応バージョンへのアップデートが必要となる場合があります。EC-CUBE、Movable TypeなどのCMSやWebアプリケーションをご利用の場合は、提供元が公開している対応状況をご確認ください。

※独自に作成したプログラムやSQL文をご利用の場合は、MySQL 8.0への移行後に正常に動作することをご確認ください。

その他の変更点

① phpMyAdminのバージョンアップ:バージョン 3.2.3 から 5.2.1 へ変更となります。
② データベース容量の拡大:1データベースあたりの容量が500MBから1.0GBへ拡張されます。

Perl

Perlは、5.10.1から5.32.1へ変更となります。Perlをご利用の場合は、新しい環境への移行後もお客様が運用されているWebサイトやアプリケーションが正常に動作するよう、事前のご確認および必要なご対応をお願いいたします。

※Perlをご利用でないお客様はご対応不要です。

主な確認・修正事項の例

① jcode.pl をご利用の場合

新しい環境では jcode.pl のままでは動作せず、Internal Server Error が発生する可能性があります。あらかじめ Encodeモジュールを用いる設定への変更をお願いいたします。

② do や require でライブラリを読み込んでいる場合

Perl 5.26以降では、セキュリティ向上のため、カレントディレクトリ(.)がモジュール検索パス(@INC)から削除されています。
そのため、do や require を使用して同一ディレクトリ内のファイルを読み込んでいる場合は、新しい環境への移行後にパスを明示的に指定する必要があります。

(例)
修正前:require "XXXXX.pl"; do "XXXXX.pl";
修正後:require "./XXXXX.pl"; do "./XXXXX.pl";

Apache

Apacheは、2.2から2.4へ変更となります。.htaccess やCGIプログラム、Webアプリケーション等をご利用の場合は、新しい環境への移行後もお客様が運用されているWebサイトやアプリケーションが正常に動作するよう、事前のご確認および必要なご対応をお願いいたします。

主な確認・修正事項の例

モジュールの廃止・削除

バージョンアップに伴い、以下のモジュールが廃止・削除されております。これらのモジュールに関連するディレクティブ(設定の記述)が .htaccess や設定ファイル内に残っている場合、「500 Internal Server Error」等が発生してWebサイトが表示されなくなる可能性がございますので、記述の削除や修正をお願いいたします。

  • authn_default_module(AuthDefaultAuthoritative ディレクティブ等)
  • authz_default_module(AuthzDefaultAuthoritative ディレクティブ等)
  • php5_module(PHP 5.6 モジュール版)

.htaccess

Apache 2.4への移行に伴い、.htaccess の一部記述について修正が必要となる場合があります。お客様ご自身で編集された .htaccess をご利用の場合は、内容をご確認いただき、必要に応じて修正をお願いいたします。

主な確認・修正事項の例

① RewriteRule の記述方法の変更(マルチドメイン設定等)

移行後の環境では、URL書き換えルールの記述においてパスの解釈が変更される場合があります。
例えば、マルチドメイン環境等で以下のような記述をしている場合、2つ目のスラッシュ(/)部分の削除が必要となります。

  • 変更前:RewriteRule ^(.*)$ /%{HTTP_HOST}/$1/[L]
  • 変更後:RewriteRule ^(.*)$ /%{HTTP_HOST}/$1 [L]

※サイトマネージャーにより自動生成された .htaccess については弊社にて変換を実施いたします。ただし、アクセス制限やCMSの設定などのためにお客様ご自身で編集された .htaccess の内容につきましては、自動変換の対象外となりますので、必要に応じて修正をお願いいたします。

② アクセス制限のディレクティブについて

移行後も access_compat_module を有効にしているため、従来のアクセス制御ディレクティブ(Order, Allow, Deny)は引き続きご利用いただけます。

※Apache 2.4系における推奨仕様に合わせて、今後は Require ディレクティブ(Require all granted や Require ip など)への移行・修正もご検討ください。

SSL / TLS( メール / FTP )

サーバーのセキュリティ向上のため、暗号化通信のバージョンが以下の通り変更となります。

  • 変更前:TLS 1.0 / TLS 1.1 / TLS 1.2
  • 変更後:TLS 1.2 / TLS 1.3

ご確認・ご対応のお願い

TLS 1.0 または TLS 1.1 にしか対応していない古いメールソフトやFTPソフトをご利用の場合、新しい環境への移行後、サーバーへのSSL/TLS接続(暗号化を用いた通信)ができなくなります。
(「暗号化なし」で接続されている設定については、今回の移行後も引き続きご利用いただけます。)
SSL/TLS接続(暗号化通信)をご利用の場合は、移行前にあらかじめ、メーカーのサポートが継続している最新バージョンのメールソフト、およびFTPソフトへの移行・切り替えをお願いいたします。

Ruby

Rubyの実行環境が、Ruby 2.0.0 から Ruby 3.0.4 へ変更となります。Rubyをご利用の場合は、新しい環境への移行後もお客様が運用されているWebサイトやアプリケーションが正常に動作するよう、事前のご確認および必要なご対応をお願いいたします。

※Rubyをご利用でないお客様はご対応不要です。

主な確認・修正事項の例

① キーワード引数の仕様変更(自動変換の廃止)

Ruby 3系ではキーワード引数と通常の引数(Hash)が明確に区別されるようになり、Ruby 2系で行われていた両者の自動変換が廃止されました。そのため、Hashをキーワード引数として渡しているコードや、キーワード引数を受け渡すラッパーメソッドを利用している場合、ArgumentError や unknown keyword 等のエラーが発生する場合があります。Ruby 2系向けに作成されたプログラムについては、** を用いたキーワード引数の明示的な受け渡しなど、Ruby 3系の仕様に合わせた修正をご検討ください。

② 廃止されたメソッドの置き換え(URI.escape 等)

Ruby 3系から、URI.escape(および URI.unescape)が削除されました。用途に合わせて、CGI.escape または URI.encode_www_form 等への書き換えが必要となります。

Python

Python実行環境が Python 2.6.6 から Python 3.9.18 に変更となります。Pythonをご利用の場合は、新しい環境への移行後もお客様が運用されているWebサイトやアプリケーションが正常に動作するよう、事前のご確認および必要なご対応をお願いいたします。

※Pythonをご利用でないお客様はご対応不要です。

主な確認・修正事項の例

① 予約語・構文の変更

print 文の関数化など、一部の予約語や構文が変更されています。

② 関数の廃止・変更

xrange() や raw_input()、iteritems()、urllib2 等はPython 3系で廃止・変更されています。これらを利用しているプログラムは修正が必要です。

③ 文字列とバイト列の扱い

Python 2系とPython 3系では文字列(str)とバイト列(bytes)の扱いが大きく異なります。意図通りに動作するか、事前の動作確認をお願いいたします。

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