ホスティングエース

お知らせ

アップデートについて(2018年09月03日)

ホスティングエースでは、機能向上およびセキュリティ対策を目的に一部機能のアップデートを実施します。

このアップデートに伴い、開発言語・MySQLのバージョンアップも行われるため、お客様の環境によっては修正等の対応が発生する場合がございます。

以下にアップデート内容をご案内いたします。対応が必要なお客様は、以下をご参考の上ご対応いただきますようお願いいたします。

  1. 対象サービス
  2. 対象サーバ名(所属サーバ)
  3. 工事スケジュール
  4. アップデート内容
  5. PHP5.1のモード変更
  6. 動作確認済みアプリケーション
  7. 開発言語・MySQLのバージョンアップ後の変更点について
  8. こんなときは

対象サービス

  • ホスティングエース1
  • ホスティングエース2

※2018年1月18日以前にお申込のお客様

対象サーバ名(所属サーバ)

dc19.etius.jpdc47.etius.jpdc54.etius.jpdc55.etius.jp
dc56.etius.jpdc57.etius.jpdc58.etius.jpdc61.etius.jp

※所属サーバの確認方法はこちら

工事スケジュール

2018年11月頃より順次実施予定。

※アップデートの準備が整った対象サーバ(所属サーバ)は、工事日の2週間前を目安に管理者用メールアドレス宛にご案内いたします。メンテナンス情報でもご案内いたします。メンテナンス情報はこちら

アップデート内容

開発言語・MySQL
アップデート前 アップデート後
PHP PHP5.1 (モジュールタイプ)
PHP5.1/5.3 (CGIタイプ) 
PHP5.6 (モジュールタイプ)
PHP5.1/5.3/5.6 (CGIタイプ)

※PHP5.1 (モジュールタイプ)の提供は終了します。詳しくはこちら

Perl 5.8 5.10
Ruby 1.8 2.0.0
Python 2.4 2.6.6
標準データベース
MySQL5
5.1 5.6
暗号化機能
アップデート前 アップデート後
TLS 1.0 1.0 / 1.1 / 1.2
メール機能
アップデート前 アップデート後
SMTP over SSL 非対応 提供開始
終了機能
アップデート前 アップデート後
CGIインストーラ WordPress/XOOPS/掲示板/メールフォーム/アクセスカウンター 提供終了
経路情報の確認 あり(サイトマネージャーメニュー内) 提供終了

PHP5.1のモード変更

アップデート完了後、PHP5.1モジュールはCGIモードへ変更となります。
PHP5.1以外は現在ご利用のバージョン(環境)を引き継ぎます。

対象機能 PHP
対象のお客様 PHP5.1モジュールモードをご利用のお客様
アップデート後 PHP5.1CGIモードに変更されます

動作確認済みアプリケーション

あらかじめ弊社で動作確認を行ったアプリケーションです。

【ご注意】

  • 弊社環境であらかじめインストールされたものに対してアップデート後、動作を確認しております。
  • 弊社で確認した動作内容は下記の表に記載してあります。それ以外の動作確認は実施しておりません。
  • 弊社環境でアップデート時の動作を確認したものであり、各アプリケーションの動作を保証するものではありません。
  • プラグイン等は考慮しておりません。
  • 設定方法、操作方法、アプリケーションのサポートは対象外です。
アプリケーション名 バージョン 動作確認内容
WordPress 4.9.8 管理者パネルログイン
記事投稿/削除/閲覧
2.3.1
EC-CUBE 2.11.5 管理者パネルログイン
商品登録/削除/閲覧

開発言語・MySQLのバージョンアップ後の変更点について

アップデート工事完了後、お客様のご利用アプリケーションや環境によっては修正が必要な場合がございます。

本サービスは、お客様で自由にアプリケーションを導入できるサービスのため、お客様自身で導入されましたアプリケーションについてはアップデート工事完了後修正が必要な場合がございます。

以下に開発言語・MySQLバージョンアップ後の変更点についてご案内いたします。修正が必要な場合はこちらのマニュアルをご参考の上、お客様ご自身で対応をお願いいたします。

perlマニュアル 5.8.8と5.10.0
の相違点
http://perldoc.jp/docs/perl/5.12.1/perl5100delta.pod
5.8.8と5.10.0
の変更点
http://perldoc.jp/docs/perl/5.12.1/perl5101delta.pod
phpマニュアル 5.1から5.2
下位互換性のない変更点
http://php.net/manual/ja/migration52.incompatible.php
5.2から5.3
下位互換性のない変更点
http://php.net/manual/ja/migration53.incompatible.php
5.3から5.4
下位互換性のない変更点
http://php.net/manual/ja/migration54.incompatible.php
5.4から5.5
下位互換性のない変更点
http://php.net/manual/ja/migration55.incompatible.php
5.5から5.6
下位互換性のない変更点
http://php.net/manual/ja/migration56.incompatible.php
MySQLマニュアル 5.5から5.6
アップグレード
https://dev.mysql.com/doc/refman/5.6/ja/upgrading-from-previous-series.html

こんなときは

アップデート工事完了後、お客様環境で動作不具合が発生した場合の対処方法を掲載いたします。

Webサイトが文字化けしてしまった / Internal Server Errorでホームページが表示されない / Webサイトが真っ白になってしまった
原因 サーバーのアップデート後は.php5.1モジュールモードからCGIモードに変更されたことにより、.htaccess内で設定したphpパラメータは無効となっております。
対策 いずれかの方針でご対応ください。
  1. php5.6モジュールモードでの利用.htaccess内の設定パラメータを生かすことが可能ですが、バージョンが変わると利用できない関数が発生する可能性があります。phpパラメータについても変更のできないパラメータが発生する可能性があります。
  2. php5.1CGIモードでの利用基本的に利用可能な関数は変わりませんが、.htaccess内で設定されたパラメータは無効となります。そのため、各phpファイルのソース内でini_set()関数を使用してパラメータ設定をする必要があります。
なお、パラメータによっては、ini_set()で設定できないものもございます。ini_set()関数の使用法についてはサポート外となりますので、お手数ではございますが、お客様にてphpマニュアルやインターネット等でお調べください。

いずれの対処についても一長一短ありますが、修正を行うファイル数や使用している関数によって変わりますので、お客様の状況に合わせてご対応ください。
Webサイトが文字化けしてしまった
原因 お客様自身で .htaccess に以下を記載していた場合、PHPが5.1 モジュールモードだったものが5.6モジュールモードで動作していることが原因です。
AddHandler application/x-httpd-php .php .html .htm
対策 htaccess の記載内容を以下のように変更してください。
AddHandler application/x-httpd-php51 .php .html .htm
CGIが動かなくなってしまった (お問い合わせフォームが動作しない等)
原因 アップデートにより jcode.pl がシステムで提供しなくなったことが原因です。
お客様で用意したCGIプログラムで require ‘jcode.pl‘; を記載していた場合 システムで jcode.pl が存在しないためエラーとなります。
対策 お客様にて jcode.pl  を用意してFTPでアップロードしてください。
osCommerceが動作しなくなった
原因 アップデートにより PHPが5.1 モジュールモードだったものが5.6モジュールモードで動作していることが原因です。

「osCommerce」でサイト運営を行うためには、「register_globals」のパラメータが「on]となっている必要がありますが、「register_globals」のパラメータはphp5.4以降で廃止されております。今回のアップデートに伴い、ホスティングエースのサーバではPHP5.1モジュールモードが廃止され、PHP5.6モジュールモードに変更されました。また、php5.3以下のcgiモードでも、「register_globals」のパラメータを有効することはできません。
対策 恐れ入りますがosCommerceの継続利用はできません。
他のECサイトソフトウェアをご検討くださいますようお願いいたします。
Internal Server Errorでホームページが表示されない
原因 お客様自身で作成された
.htaccess の構文エラーとなったことが原因です。アップデート後は .htaccess の構文チェックが厳密になったため、構文を修正する必要があります。

例 構文中にコメントアウトを記載していた場合
deny from 11.22.33.44 #コメント

上記の場合、Internal Server Errorとなります。
対策 正しい構文で .htaccess を記載してください。

例 コメントアウトを記載する
deny from 11.22.33.44
#コメント
MySQLへログインできない(認証エラーとなる)
原因 お客様にて過去にMySQLパスワードを変更する際に、MySQL4.0互換形式 のパスワードハッシュを選択された場合、バージョンアップ後にMySQLへログインできない(認証エラーとなる)事象が発生することがあります。
対策 お客様ご自身で対応することが難しいため、弊社テクニカルサポートまでお問い合わせください。
basic認証が機能しなくなった
原因 phpを利用してbasic認証を行っている場合、サーバーのアップデート後は.php5.1モジュールモードからCGIモードに変更されたことにより、「PHP_AUTH_USER」の環境変数は利用できなくなっております。
対策 一部環境変数は(PHP_AUTH_USERなど)はphp5.1モジュールモードでしか利用できないため、アップデート以降は、php5.6モジュールモードでの利用をご検討ください。
また、モジュールモードでの利用ができない場合でbasic認証を利用したい場合は、Web&FTP管理 > アクセス制御 > Webアクセス制御より、ベーシック認証の設定をしてくださいますようお願いいたします。

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