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TikiTikiインターネットからのお知らせ

2005年11月1日
株式会社エヌディエス


迷惑メールに対する取り組み
-携帯電話向けメールの「Outbound Port 25 Blocking」の導入について-


平素はTikiTikiインターネットをご利用いただき、誠にありがとうございます。

昨今、国内外問わず、迷惑メールの送信が大きな問題となっています。 迷惑メールは、出会い系サイト・アダルトサイトの宣伝といった青少年に悪影響を与えるものが多く、また最近では、架空請求やフィッシングといった詐欺的行為、ウィルス感染の温床にもなっています。 これらの行為は、メールの利用そのものを脅かす深刻な社会問題であり、TikiTikiインターネットは、この問題に全力で取り組んでまいります。

  1. 具体的な取り組みについて

    TikiTikiインターネットでは、2005年度中に、携帯電話事業者(NTTドコモ、au、ツーカーグループ、ボーダフォン)のユーザー宛に送られるメールを対象として、迷惑メールを規制する手法である「Outbound Port 25 Blocking」を順次導入予定です。これにより、当社指定のメールサーバを経由しない携帯電話事業者のユーザー宛のメール送信を制限し、迷惑メール全体の約7割を占めるとされている、携帯電話向け迷惑メールによる被害の防止に努めます。

    ■「Outbound Port 25 Blocking」について

    「Outbound Port 25 Blocking」とは、メール送信時に利用されるTCP25番ポートの接続先をプロバイダの送信メールサーバのみに限定することで、動的に割り当てられたIPアドレスからのメール送信を禁止する、迷惑メール発信規制手法です。
    迷惑メールの多くは、プロバイダの送信メールサーバを利用せず、動的に割り当てられたIPアドレスで運用されるメールサーバ等から直接メールが送信されます。そのため、本手法は迷惑メール送信防止に有効とされており、米国のプロバイダでは広く採用されています。国内でも、大手プロバイダを中心に、導入が進んでいます。

    2005年度中に導入予定の「Outbound Port 25 Blocking」のイメージ図

  2. 今後の取り組みについて

    迷惑メールの送信手法は、年々、巧妙化・悪質化しており、今後も更なる対策が必要となります。今後の取り組みとしては、メール送信時の認証の導入、パソコン向けメールの「Outbound Port 25 Blocking」導入等を検討しております。

    しかし、メール送信の仕組みが従来と異なるため、お客様側でのアプリケーションの設定変更等が必要となるなど、影響が非常に大きいことから、導入時期等については、関係省庁・団体での議論等を参考にしながら決定いたします。

以上

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