ホスティングエース

ホームページ~データの復旧方法

  1. はじめに
  2. Webコンテンツ、anonymousFTP、データ領域の復旧方法
  3. Webユーザの復旧方法
  4. Mailコンテンツの復旧方法
  5. メールソフトのメールデータ取り込み方法
  6. Mailユーザの復旧方法
  7. メーリングリストの復旧方法
  8. データベースの復旧方法

1. はじめに

本マニュアルでは、ホスティング エース2で提供する有料オプションサービス「バックアップ機能サービス」で提供するバックアップデータを利用して、ホスティング エース2のデータ復旧を行う方法をご案内します。

2. Webコンテンツ、anonymousFTP、データ領域の復旧方法

WebコンテンツやanonymousFTP、データ領域のデータは、バックアップデータの中から復旧したいデータを選んでホスティング エース2のサーバ上にアップロードし、所定のディレクトリに配置し、 ファイルのパーミッションを変更することで復旧することができます。

アップロード先のディレクトリについては、ファイル転送~ディレクトリ構造のページをご参照ください。
ファイルのパーミッションについては、ファイル転送~パーミッションのページをご参照ください。

ファイルのパーミッション情報を変更した後、ホームページや各種Webコンテンツ、anonymousFTPが正しく動作しているかご確認ください。

  • ※ホスティング エース2のサーバ上へのデータアップロードの方法は、ファイル転送~設定・使用方法のページをご参照ください。
  • ※ホスティング エース2のWebユーザは管理者の方がバックアップデータをダウンロードの上、対象のデータを各ユーザにお渡しください。

3. Webユーザの復旧方法

Webユーザのバックアップデータを利用して、サイトマネージャー上でユーザー情報を再設定することができます。
本マニュアルでは、ユーザー情報の再設定手順をご案内します。

STEP 1

バックアップサーバーからWebユーザーのバックアップファイルをダウンロードします。

Webユーザのバックアップファイルは、CONFIG_BACKUPディレクトリ内に保存されています。
対象ファイル名はwebuser_yyyymmddhhmmss.csvとなります。
メモ帳などのテキストエディタで開いてください。

以下画像はダウンロードしたcsvファイルを開いた例です。
左側からアカウント、容量制限、コメント、の順にカンマ区切りで記述しています。

アカウントと容量制限の間に並列されている2つのカンマの間に、パスワードを追記します。
各アカウントの現在のパスワードが分かる場合は、そのパスワードを記述してください。現在のパスワードが分からない場合は、以下のパスワードポリシーに沿った任意のパスワードを記述し、データ復旧完了後、ユーザご自身にWebマネージャーからパスワードを再設定していただくことをおすすめいたします。
Webマネージャーへのアクセス方法につきましては、管理ツール~Webマネージャーのページをご参照ください。

Webユーザーパスワード
  • 文字数:8~32文字
  • 使用可能文字列:a~z A~Z 0~9 . _ - = [ ] { } + # ^ ! ?
  • 英字 + 数字もしくは 英字 + 記号の組み合わせが必須

下図は、左側からアカウント、パスワード、容量制限、コメント、の順にカンマ区切りで記述した例となります。

STEP 2

サイトマネージャーへアクセスし、[Webユーザー管理]→[Webユーザー一括追加]へ進みます。

STEP 3

先ほど編集したテキストを全て選択し、コピーします。

STEP 4

Webユーザー一括登録欄に貼り付け、 画面下の[登録]ボタンをクリックします。

STEP 5

"処理完了"と表示されましたら、作業は完了です。

4. Mailコンテンツの復旧方法

バックアップデータの取得方法は、管理ツール~バックアップマネージャーのページをご参照ください。
Mailコンテンツは、サーバー上のディレクトリの内容がそのままバックアップされます。
メールデータのディレクトリ構造は以下のようになっています。

MAIL_BACKUP
	   └ mail
		   ├ admin
		   |   └ Maildir
		   |	   ├ cur     ・・・・・既読メールデータ
		   |	   ├ new     ・・・・・未読メールデータ
		   |	   ├ tmp     ・・・・・一時保管メールデータ
		   |	   └ .MEIWAKU   ・・・・・迷惑メールデータ
		   |
		   ├ ユーザー1
		   |   └ Maildir
		   |	   ├ cur     ・・・・・既読メールデータ
		   |	   ├ new     ・・・・・既読メールデータ
		   |	   ├ tmp     ・・・・・既読メールデータ
		   |	   └ .MEIWAKU   ・・・・・迷惑メールデータ
		   └ ユーザー2
       ・
       ・
       ・
				
  • ※迷惑メールや転送などのメールの設定情報は、バックアップに含まれません。
    サイトマネージャー、メールマネージャーから再度設定を行う必要があります。
  • ※メールのバックアップデータをサーバーに復元することはできません。
    このデータをテキストファイルとして開くことで、メールの内容を閲覧することができます。バックアップデータをダウンロードして、お客様のローカル環境でテキストエディタからファイルを開いてご利用ください。

5. メールソフトのメールデータ取り込み方法

お客様のローカル環境において、ご利用のメールソフトにて内容を確認したり、インポートすることができますので代表的なメールソフトの設定方法をご紹介いたします。

■準備:バックアップデータのファイル名に拡張子を追記する

メールのバックアップデータをメールソフトで読めるように拡張子を設定します。

STEP 1

ファイルを選択し、右クリックし、[名前の変更]をクリックします。

STEP 2

ファイル名の最後(右側)に「.(ドット)eml」を追記します。(全てのファイルについて.emlをつけてください。)

■Windows Liveメールにメールデータをインポートする

STEP 1

ウインド左上のマークをクリックしてメニューを開き[メッセージのインポート]を選択します。

STEP 2

「Windows Liveメールインポート」ダイアログが表示されます。
インポート元の電子メールの形式は「Windows Liveメールインポート」を選択して[次へ(N)>]をクリックします。

STEP 3

電子メールメッセージの場所を指定します。
[参照(R)…]をクリックすると「フォルダーの参照」ダイアログが開きますので、ダウンロードしたメールデータの場所を指定してください。

STEP 4

インポートするアカウントを選択し、[OK] ボタンをクリックします。

STEP 5

メールデータの保存場所を指定したら、[次へ(N)>]をクリックします。

STEP 6

「フォルダーの選択」画面が表示されますので、インポートする対象を選択して[次へ(N)>]をクリックしてください。

STEP 7

メールインポートが完了すると、ダイアログに完了メッセ―ジが表示されます。[完了]をクリックしてダイアログを閉じてください。

STEP 8

Windows Liveメールの画面左側メニュー[保存フォルダー]に[インポートされたフォルダー]ができあがり、インポートしたメールデータが保存されています。
保存されたメールデータは受信トレイなどの任意の場所に移動することができます。

以上でメールデータのインポートは完了です。

6. Mailユーザの復旧方法

Mailユーザーのバックアップデータを利用して、サイトマネージャー上でユーザー情報を再設定することができます。
本マニュアルでは、ユーザー情報の再設定手順をご案内します。

STEP 1

バックアップサーバからMailユーザのバックアップファイルをダウンロードします。
Mailユーザのバックアップファイルは、CONFIG_BACKUPディレクトリ内に保存されています。
対象ファイル名はmailuser_yyyymmddhhmmss.csvとなります。
メモ帳などのテキストエディタで開いてください。

以下画像はダウンロードしたcsvファイルを開いた例です。
左側からアカウント、容量制限、コメントの順にカンマ区切りで記述しています。

アカウントと容量制限の間に並列されている2つのカンマの間に、パスワードを追記します。
各アカウントの現在のパスワードが分かる場合は、そのパスワードを記述してください。現在のパスワードが分からない場合は、以下のパスワードポリシーに沿った任意のパスワードを記述し、データ復旧完了後、ユーザご自身にメールマネージャーからパスワードを再設定していただくことをおすすめいたします。
メールマネージャーへのアクセス方法につきましては、 管理ツール~メールマネージャーのページをご参照ください。

Mailユーザパスワード
  • 文字数:8~32文字
  • 使用可能文字列:a~z A~Z 0~9 . _ - = [ ] { } + # ^ ! ?
  • 英字 + 数字もしくは 英字 + 記号の組み合わせが必須

ここで復旧前のパスワードと異なるパスワードを設定する場合、各アカウントでお使いのメールソフトで設定しているパスワードを設定し直す必要があります。
メールソフトの設定については電子メール~設定・使用方法のページをご参照ください。

以下画像は、左側からアカウント、パスワード、容量制限、コメントの順にカンマ区切りで記述した例となります。

STEP 2

サイトマネージャーへアクセスし、[メールユーザ管理]→[メールユーザ一括登録]へ進みます。

STEP 3

先ほど編集したテキストを全て選択し、コピーします。

STEP 4

メールユーザー一括登録欄に貼り付け、 画面下の[登録]ボタンをクリックします。

STEP 5

"処理完了"と表示されましたら、作業は完了です。

7. メーリングリストの復旧方法

メーリングリストのバックアップを利用して、サイトマネージャー上でメーリングリストを再設定することができます。
本マニュアルでは、メーリングリストの再設定手順をご案内します。

STEP 1

バックアップサーバからメーリングリストのバックアップファイルをダウンロードします。
メーリングリストのバックアップファイルは、ML_BACKUPディレクトリ内に保存されています。
対象ファイル名は「メーリングリスト名_yyyymmddhhmmss.csvとなります。
メモ帳などのテキストエディタで開いてください。

以下画像はダウンロードしたcsvファイルを開いた例です。
改行されていませんので、読みやすいように修正してください。

  • ※メンバーの部分は、末尾についている余分なカンマを消してください。

修正後

STEP 2

サイトマネージャーへアクセスし、[メール管理]→[メーリングリスト管理]→[メーリングリストの登録・変更]へ進みます。

先ほど編集したテキストを参照して、メーリングリスト名、メールによる入退会などの情報を設定してください。

STEP 3

先ほど編集したテキストから、メンバー部分を選択し、コピーします。

STEP 4

初期メンバー登録欄に貼り付け、画面下の[新規登録]ボタンをクリックします。

STEP 5

"処理完了"と表示されましたら、作業は完了です。

8. データベースの復旧方法

データベースのバックアップデータは、データベース管理ツール「phpMyAdmin」を使ってインポートするだけで、簡単にデータベースを復旧することができます。
バックアップサーバからデータベースのバックアップファイルをダウンロードして、お客様のローカル環境に保存してください。
phpMyAdminのログイン方法につきましては、オンラインマニュアル~データベース~データベース(MySQL)のページをご参照ください。

  • ※データの一部を部分的に復旧することはできません。データベース上のすべてのデータがバックアップデータ取得時の状態に戻ります。

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